夢に胸ふくらます。
それは、突然の出来事である。
誰が予期したであろうか。
人は皆平凡な日々を当たり前かのごとく過ごす。
しかし、予期せぬ出来事に対面した時ほど
平凡な日々がどんなに幸せかに気付くことか。
運勢は変えれても運命は変えれないのか。
津波や豪雨そして放射能汚染、天災と人災とがうごめく。
第二の人生とばかり、過去を捨て希望に胸ふくらませ
不安に目を向けまいと懸命に生きようと無我夢中
半世紀を生き、生まれ育った我が家が恋しくて
古民家への思いが忘れられないと、古民家の生活に夢が膨らむ。
やっと探し当てた古民家 そこにはまるで自分を受け入れるかのように
なんら違和感もなく、妙に落ち着く。
というより、そこは自分たちに用意された棲みかであるかのよう。
できることなら、ここに落ち着きたい。
まるで運命にすら思える、そんな気がしてならない。
北地から南地へ、新たな人生に手助けできれば
これも運命と感じ、力になりたいと思うのです。