嬉しい年賀

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昨年暮れより100年以上の古民家の再築を行っております。
古民家の鑑定済ではありましたが、実際に取り掛かると見えない部分の
腐朽があり予定以上に補修が必要があります。

屋根の仮葺せの大部分が済み、内部の工事へと進みます。
古民家改修感じることは規矩術の素晴らしさである。
新しく改修する部分においても参考になり勉強の場でもある。

この古民家は、長年住まれていた方が時々遠方から来られては手入れを
されていたもので今回手放されたものです。
その想いを受け継ぎ、再築の方向で工事を行っております。

工事の模様を知られ元の持ち主の方より嬉しい年賀をいただきました。
壊されることなく再利用される現状によほど嬉しかったようです。
これまで住んでた家がまた残されていくというのは誰しも嬉しいと思います。
新しく住まれるかたも、出来るだけもとのままでの改修をご希望
完成の暁には、元の家主の方を招きたいと言ってあります。

受け継がれる古民家のこれからが楽しみです。
そして、この古民家がまた100年長持ちするよう丹精込めて今年も工事に
関わりたいと思います。